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国立研究開発法人 科学技術振興機構からの公募のお知らせ

掲載日:2023年04月14日

科学技術振興機構では、科学技術イノベーションの源泉を生み出す
ネットワーク型研究(個人型)
として、
さきがけ研究領域「文理融合による人と社会の変革基盤技術の共創」
(研究総括:栗原 聡 慶應義塾大学 教授)を
2022年度に設定し、本年度は第2期の募集となります。

本研究領域は文理融合をテーマにしております。
領域アドバイザーにも多くの人文社会系の先生に参画いただいており、
人文社会系の研究者の方々にも沢山応募いただくことを期待しています。

本研究領域で取り扱う具体的な研究例は以下の通りです。

【研究の具体例①】 
SNSWeb、移動、環境等のデータからの個人やコミュニティの行動特性・嗜好・行動要因等の導出やコミュニティ・属性等の社会構造の導出 
・認知バイアスや参照点依存等、人やコミュニティの行動特性・嗜好・行動要因等に関する人文・社会科学の知見のモデル化・数値化 
・現地調査等による、属性・コミュニティ・地域ごとの行動分析  

【研究の具体例②】 
・マルチスケールシミュレーション技術(多層化、マルチモーダル化、統合連携等)、データ同化、逆推定技術,複雑系・群知能技術の構築、統計・機械学習との統合 
SNSデータやオープンデータ等を利用したリアルタイムシミュレーション技術や利用データの偏りの可視化技術の創出 
・法体系や多様な価値観まで含めた社会モデル(社会のデジタルツイン)の構築 

【研究の具体例③】 
・シミュレーションにより導出した政策シナリオ等の解析技術・影響評価法の構築 
・社会受容性を踏まえた政策等の実社会への適用手法の確立 
行動変容を促進する方法論のシミュレーション導入に向けたモデル化手法の探索 

今年度は特に下記をテーマとする研究提案を期待しています。
・社会レジリエンス(防災)       例:正常性バイアス、避難行動による経済活動への影響
・感染症対策も含む健康医療   例:感染症対策による社会活動の制限
・炭素中立型社会               例:気候変動対策による経済・社会活動の制限 

本研究領域の詳細については下記URLをご確認ください。
https://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/teian/top/ryoiki/ryoiki_p07.html
https://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/teian/koubo/2023youkou_6_psocial.pdf

本研究領域の募集説明会は4/20() 16:20-16:50 にオンラインで実施いたしますので、
少しでも興味をお持ちの方は積極的なご参加を検討いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

●研究提案募集に関する問合せ先
 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)戦略研究推進部
 [募集専用]E-mailrp-info@jst.go.jp