春の合宿セミナー

2019.01.19更新

第21回春の合宿セミナー(2018年度)

WEB http://www.mayomi.org/bsj/spring21.html
日時 2019年3月29日(金)~3月31日(日)
場所 東富士リサーチパーク内TOTO東富士研修所
講師
  • Aコース 「3日で完全理解!クラスタリング~古典的手法から最新手法まで」
     谷岡健資 先生(和歌山県立医科大学)、寺田吉壱 先生(大阪大学)、山本倫生 先生(岡山大学)
  • Bコース 「線形代数がわかる!統計がわかる! ~線形代数 Boot Camp」
     岡太彬訓 先生(立教大学)
  • Cコース 「身体で覚える!実践マーケティングリサーチ」
     芳賀麻誉美 先生(大阪経済大学)

講習内容

3月29日(金)

3月30日(土)

3月31日(日)

Aコース: 3日で完全理解!クラスタリング~古典的手法から最新手法まで

クラスタリング(クラスター分析)は対象を少数のグループに群分けする基本的な多変量解析手法の一つであり,自然科学・社会科学のあらゆる領域で利用されています。本コースでは,クラスタリングの手法や関連するトピックを各コマで一つ取り上げ,理論的概要を説明し,統計解析ソフトウェアRを用いた実行方法について解説します。一般的な階層的クラスタリングやk-means法といった基本的なクラスタリング手法から,スペクトラルクラスタリングや部分空間クラスタリングなど発展的な手法についても解説を行います。さらに,クラスター数の決定については,ここ十数年でも様々な指標や方法が開発されており,clustering stabilityに基づく方法など比較的新しい方法も含めて紹介します。

Bコース: 線形代数がわかる!統計がわかる! ~線形代数 Boot Camp

本コースは,データ分析や統計を理解するために役に立つと思われる線形代数の入門レベルのコースです。統計のさまざまな概念や操作と線形代数の概念や操作を結びつけることで,統計の概念や操作はむろんのこと,線形代数における概念や操作をより深く理解できます。また,データ分析や統計の概念や操作を線形代数を通じて幾何学的に把握することで,それらのもつ意味を図によって直観的に理解できます。多変量解析に限らず,データ分析や統計を用いた分析で得られた結果を,幾何学的に表現し視覚を通してその意味を直観的にあるいは一目瞭然に捉えられるようになります。データ分析や統計を利用して問題を発見したり解決したりするための講義と言えます。

Cコース: 身体で覚える!実践マーケティングリサーチ

データサイエンティストに求められるスキルは、統計分析やプログラミングだけではありません。ビジネスの世界で活躍するには、経営戦略やマーケティングに関する知識を土台にした課題設定や適切なデータ収集スキルも同時に求められます。そこでCコースでは、マーケティングやマーケティングリサーチの基礎を解説した後、2次データ収集による外部環境分析、調査企画立案、グループインタビューの実施、WEB定量調査の実施までを3日間で全て体験するスペシャルコースを開講します。理系学部、社会学や心理学出身でマーケティングを学んでいない方はもちろん、ビジネスマンの学び直しとしてもお勧めします。